歯科治療メタルボンドと金属アレルギー

歯科治療メタルボンドと金属アレルギーの関係について調べたことを語っています。

歯科金属によるアレルギー反応について

 

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歯科治療で使われる金属によって引き起こされる金属アレルギーがあることをご存知ですか?

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これまで、保険適用で使われる歯科金属は安全だと言われてきました。日本では、金合金はちょっと手が出ないと言う方のために安価な合金が使われています。

しかしながら、口の中に装着している義歯や詰め物に使われる金属が原因で、顔や体にアレルギー症状があらわれたと訴える人が増えています。口の中にあらわれるアレルギー反応は、口内炎・ただれ・しゃく熱感・しびれ・痛み・味覚異常などがあります。

 

これらの症状はある日突然発症する可能性もあるため注意が必要です。

これらの症状の原因と考えられる歯科金属は、ニッケル・コバルト・パラジウム・水銀だと言われています。この中でもパラジウムは治療に使われる代表的な金属です。金パラと呼ばれる金銀パラジウム合金は硬さに優れ、保険適用にもなっています。

 

しかしながら、この合金は科学的には金ではなく銀合金であるため、口の中で成分が溶け出す危険性があります。金パラの成分の割合は、銀50%、パラジウム20%、金12%、銅10%です。

金・白金・パラジウムの貴金属が75%以下のものは科学的に安定しないと言われます。つまり、金・パラジウムが32%の金パラは健康への害が懸念されるのです。ヨーロッパではすでに被害が多く報告されており、金パラをはじめとする歯科金属を規制する動きが強まっています。中には、パラジウムフリーをセールスポイントにする広告も多く見られるようになっているとか。

 

金属アレルギーの原因として歯科金属が疑われる場合は、すみやかにその金属を取り除くことです。セラミックスやハイブリッドセラミックスなどのアレルギーを起こさない材質のものと取り換えることで、アレルギー症状は徐々に治まっていきます。

口内や皮膚の炎症があらわれた方、金属を使っているために不安を感じる方は一度、歯科クリニックで相談されることをおすすめします。これらの症状を扱うクリニックではホームページで詳しい説明をしているところもありますので、参考になさってください。